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【体験談あり】高校音楽教師になりたい学生必見!最短で合格するために大学生活で意識することは?

キャンパスの芝生で語り合う大学生と大学生活の文字

こんにちは!元高校音楽教師のYuriです。

大学生のみなさん、大学生活満喫していますか?

#教師のバトンプロジェクトでは、文部科学省の意図とは逆の方向の声がたくさん拡散され、教師になりたい学生の意欲が低下しているのではないでしょうか。

しかし、教師以外の職場なら職場環境がいいかといえば、そんなことありませんよね。

#教師のバトンにより、教師の悪い側面だけが、大きく社会に発信されてしまったというだけです。

ぜひ、教師になるという目標に向かって、情熱を燃やし続けてほしいと思います!

私は卒業後高校音楽教師になる!という目標を高校3年生でたてて、国公立の教育学部にはいりました。

大学生活は正直、採用試験を意識していたわけではなく(どんな試験が行われるか対策を始めるまで知りせんでした)、高校教師を目指しながら、ただただ大学での学びを楽しんでいました。(眠くなる講義もたくさんありましたが)

大学で学びを深めるにつれて、教師への情熱が高まり、教育問題への関心も高まっていき、絶対に教師になりたいと思うようになっていきました。

就活、採用試験がある大学4年になっても、授業をセーブしたり、卒業最低限必要な単位しかとらない学生が多い中、学びたいと思った授業は卒業単位に関係なく取っていました。

そのため、単位は、最低限必要な数よりかなりオーバーしていました。

とにかく最低の努力で卒業しようという気持ちではなく、興味あるもの、学べるものは全て学びたい!という気持ちで空きコマを埋めていました。

その結果、ストレートで合格することができました!

私の体験談から、高校の音楽教師に合格するのにやっておいて良かったなと感じたことを紹介します。

目次

音楽教師になるために大学生活でやるべきこと【実体験あり】

音楽の専門性を高める

これは、当然ですよね。

高校の音楽教師は専門性も求められます。小・中学校の免許だけ取る人より、多くの専門分野の単位が必要です。

ピアノが専門だとしても、声楽、和楽器、管弦楽、ソルフェージュ、作曲、和声学、指揮法、日本の伝統音楽、西洋音楽史、音楽教育など、より深く学ぶ必要があります。

中学校の教員採用試験では、教科書の教材からの出題が多いのですが、高校の採用試験は音楽の知識の深さを問うものが多いです。

広く深く、学びましょう。

音楽を深く学ぶことが、高校での実践にも役立ちますよ!

現在の教育の問題に関心をもつ

教育格差問題や、特別支援学校の生徒数や不登校の生徒の増加、裏サイトでのいじめなど、一昔前の暴力系の問題は減ってきた一方、その他の教育の課題は根深く、年々増加していてます。

そんな課題について関心をもつことはとても大切です。

教育学や心理学、医療系の一般教養など、幅広い講義をとっておきましょう!

専門の教科を教えたくて先生になる人がほとんどですが、教師は専門の教科を教える以外の仕事の方がとても多いです!

高校は塾の影響で偏差値でランク付けされているので、底辺校だと、ほとんど生徒指導がメインの高校もあります。

教科以外の職務にどれくらい情熱をそそげるか、教師の使命感を燃やせるかで、教師に向いているかどうかが分かりますよ!

正直、小さい頃から教師に憧れていたというわけでもなく、どちらかといえば学生時代は教員に対して否定的な見方をしていましたが、大学で音楽だけでなく、教育に関する学びを深めるにつれ、教師は将来を担う生徒を育てるとてもやりがいのある職だと感じ、情熱を燃やすようになっていきました。

解決が難しい問題がたくさんありますが、歴史や背景を知り、大学の授業の中で色々考えることは、大変深い学びでした。

教育現場に入っても、個人で解決できない社会的な問題に、教師はなす術がないかもしれませんが、生徒に寄り添うことはできるかもしれません。

ちょっと厳しいですが、

教育問題にしっかり対応できない、向き合えない、教科指導しかしたくないと思ったなら、教員になるのは正直向いていません!

また、真面目で正義感の強い人ほど、途中で心身を病んでしまうこともあるので、注意が必要です!

自分を守るためには、他の道を選択したほうがいいかもしれませんよ。

社会問題、教育問題に関心をもち、常に考えることを大学でしておけば、現場に出たときにヒントになるかもしれません。

しかも、教員採用試験の論文や面接の対策にもなりますよ!

教育問題に関心をもち、考えるくせをつけましょう!

高校での教育実習をする

高校の免許を取得するためには、2週間、中学校の免許を取得するには3週間の教育実習が必要になります。

高校の教師になるなら高校での実習は当たり前でしょ!と思うかもしれませんが、

実は中学校の免許を取得するための3週間の実習をしていれば、高校で2週間の実習をしなくても、高校の免許はとれます

(音楽の専門の単位は必要ですよ。)

でも、高校教師になりたいのに、高校で実習しないのって変ですよね?

中学生と高校生は、全然違います!

私は高校で教えた経験がしたかったので、母校に頼み込んで実習をさせてもらいました。

これは大学のカリキュラムに組まれていないので、単位にもなりませんが、インターンだと思ってやりました。

教育実習受け入れは、先方の負担になるので、一回目は、「国立教育学部大学なら、もう実習終ったんでしょ?」と電話で断られました。

でも、直接話す機会をもらい、既に実習経験しているから、2週間全ての授業をやるという条件で(今思えば丸投げですね)、受け入れてもらえました。

高校の実習は母校で、教育学部以外のメンバーと一緒にできたのでとても新鮮で楽しかったです。

音大や、教育学部以外の学科、社会人で通信制で学んでる方に混じって、実習を受け入れてもらうことができました。

大学のメンバーと違う仲間と出会えて、互いに刺激しあえて、とても良い収穫ができましたよ!

高校教諭になりたい人は、ボランティアでもいいので高校で教育実習することをおすすめします!

自分の経験が増えるので、採用後高校生に教えるのに自信がつくし、面接ではアピールポイントになりますよ!

サークルやボランティアで様々な経験を積む

就職でも同様ですが、自己アピールするには、自分の経験からアピールポイントをひねり出さなければいけません。

経験は宝なり!

どんな経験がアピールになるかは、その時には分かりませんよね。

何が自分の強み・弱みなのかは分かっていない人もいると思います。

自己理解を深めるには、とにかく失敗や挫折をしてもいいので、様々な経験をしておくことが重要です。

自分の興味関心が有ること、学びたいことだけでなく、新しいことにもチャレンジしてみましょう!

教育学部音楽科で共に授業を受けている人と、同じサークル、同じボランティアをするより、人と違うことができれば、なおいいですよね!

教員はハードな仕事です。知識や精神力だけでなく、健康や体力も求められています。

音楽系のサークルに限らず、様々なサークルをするのはアピールポイントになると思いますよ!

新卒で一発合格した私が大学生活でやったこと

あくまで個人の体験ですが、参考になれば嬉しいので、ご紹介しますね。

私は新しいことに、チャレンジしたくて馬術部に所属しました。

音楽系のサークルをしている人が多い中で、体力や根性を分かりやすくアピールすることができたのかなと思います。

他にも、有志のオーケストラで、団長を経験したことは、人間関係でのアピールポイントになりました。

知的の特別支援学校のボランティアに登録して、行事につきそったり、一緒に遊んだりしたことは、特別支援学校を理解するのに役立ちました。

社会主事補の資格をとるための実習で、地域の公民館の運営や行事に関わりました。その後も、ボランティアとして、数回お手伝いをさせてもらいました。

直接、高校音楽教諭になるには必要ないかな?と思うことでも、大学生のうちは、なんでもやってみたほうがいいですよ!

どんな経験も、無駄なことはなく、必ずどこかで役に立つはずです。

教員になってからでも、研修や勉強会はたくさんありますが、業務以外の勉強をする機会は減ってしまいます。

教育学部や教員以外の人ともたくさん関わり、社会人としての資質を磨いていきましょう!

元高校教師が勧めるアルバイト

これは、自分の興味があることをすれば良いと思いますが、教えるという経験や場数をふむためにも、家庭教師や塾講師はおすすめです!

時給もいいですよ!

その他、自分がやりたいものがあれば経験しておくと良いです。

私は知人から、生徒を引き継いでほしいと言われ入会した家庭教師のアルバイトで、数回家庭で個別指導をしたにも関らず、会社が倒産していて連絡がつかず、給料が支払われなかった経験をしました。

人を疑わない、セールスを断るのも苦手な性格でしたが、よい社会勉強になりました。

直接教員採用試験のアピールになるわけではありませんが、社会を知る経験があるほうが、高校生の就職のアドバイスをする時に役に立つはずです。

一般企業での社会人経験のない教員が、高校生の就職のサポートをすることもあるので、そんな時、自分の経験が公務員しかないと、机上の空論になってしまうかもしれません。

教員になったら副業できませんので、他の職業を知ることは大学生活でしかできません。

色々な経験をすることで、自分の強みや弱みが分かりますよ!

他の職業と教員の違いを分かれば、より教員の志望動機が強固になるかもしれません。

情熱と熱意は必ず試験官につたわりますよ!

これで一発合格!試験対策

教員は地方公務員なので、都道府県によって試験内容が異なりますが、一般的に、1次試験では筆記、ピアノや声楽などの実技が行われ、2次試験で個人面接、集団討論、小論文、模擬授業などが行われます。

元高校教師が実践した1次試験対策の方法

自分にあった、問題集を購入し、繰り返しやれば、大丈夫です。

一般教養、専門とそれぞれ何回も繰り返しやって、一冊を完璧にマスターしましょう。

何冊も購入してやらなくて大丈夫ですよ!

多少違いはありますが、どの出版社の問題集も、内容は網羅されています。

学習指導要領は、目標や指導内容など、基本的な部分は丸暗記です。

一通り知識がついてから、過去問に取り組んで実際の傾向をつかんでいきましょう。

同じような問題が出題されることもあるので、過去問は必須です!

過去問は時間を測って何度も練習してください。

高校音楽だと、スコアの簡単な移調だけでなく、作曲、編曲が出題されることもあります。

聴音の過去問は、実際に聞くことができないので、正確な試験時間を再現することはできませんが、

どのくらい記述問題に時間をかけられるのか、時間配分を体得しておくと、本番で焦らずできますよ!

実技試験は、選曲も含め、担当の教授にアドバイスをもらうことをおすすめします。

私は、願書も念のために指導教官にチェックしてもらいました。

指導教官は卒業生の指導もしているはずなので、どんどん相談しましょう!

教員採用試験一発合格した私の2次試験対策方法

まず願書を提出する時点で自己分析はある程度できていると思うので、

1次試験が終ってから、2次試験対策をすれば大丈夫です。

  • 小論文

教育問題についてやざっくりした大きなテーマが出題されたり、教職に一見関係ないようなテーマが出されたり、地域によって様々です。

問題集を購入するか、過去問のテーマを、構成を意識して時間内で書く練習をしておきましょう。

  • 個人面接

どれだけ自分の個性を出してアピールできるかが大切です。

なるべく大学生活で経験した具体的な例をもとに、学んだことや、教員になって生かせること、自分が教員に向いている理由などをアピールしましょう。

願書に書いた内容を深く問われることもあるので、願書には、聞いてほしいことを書く、エピソードが話せないものは書かないなど、面接を意識して記入しておきましょう。

  • 集団面接や模擬授業

国公立の教育学部だと、学生同士で2次試験対策をしたり、合格した先輩や教授に面接官をお願いして対策したり、みんなで一緒に試験対策ができます。

同じ大学のメンバーもライバルになりますが、受験する人はその他にも大勢います。

一緒に対策をしている人はみんなで一緒に合格しよう!という気持ちで、良いところは見習い、高めあっていきましょうね!

教育学部だと、周りに教員受験者がたくさんいるのでとても対策がしやすいですよ!

大学の環境は最大限いかしましょう!

元高校教師が語る、教員に求められる資質とは?

各都道府県の求める教師像は何度もチェック

都道府県の教員募集のページ求められる資質や教師像がかかれているので、チェックしましょう。

都道府県によって多少異なるので、自分が受験するところの理念はしっかり頭にいれてください!

企業研究と同じですよ!

求められている教師像に沿って自己アピールしないと、いくらアピールしても評価されない可能性もありますのでご注意ください。

暖簾に腕押しになってしまいますよ!

各都道府県が求める教師像と共通する部分もあると思いますが、以下に私はこれは絶対必要!と思うものを挙げますね。

継続力があること

教育は目に見えてすぐに成果が現れるのではないので、長期的視点で物事をみなければいけません。

特に生徒指導などは目に見えて成果がでなくても継続的に指導する必要があります。

情熱があっても、継続力がないと、教員を続けるのが難しくなりますよ。

自己研鑽できること

日々生徒は成長していくので、それに合わせて指導方法も変えていかなければいけません。

生徒によって上手くいく教え方は違います。

学習指導要領も改訂されていきますし、時代に合わせて教育も変わらなければいけませんよね。

教員には、指定された研修がたくさんありますが、それだけでは、全然足りません。

特に高校音楽教師は学校で一人しかいないので、授業に関しては他校の先生と積極的に連携をとって勉強していかないと、独り善がりの授業になる可能性もあります。

教師なら当然ですが、日々、授業をやりながら、同時に自己研鑽することが必要です。

体力に自信があること

教員は勤務時間はあってないような仕事ですよね。

特に若手は早朝に来て雑用をこなしたり、遅くまで部活や仕事をしたり、学校に入り浸りになることもあります。

特に音楽室は学校の一番端にあることが多く、職員室や教室から音楽室へ移動するのは、なかなかハードですよ。

時間に厳しい日本の学校では、教師が少しでも授業に遅れては大問題です。

エネルギーのある生徒と向き合っていくには、自分自身が健康で体力がなければ厳しいです。

自分のエネルギーがないと、少しのストレスで病気になってしまうこともあるので注意しましょう。

組織で働けること

時代遅れな感じがしますが、学校はかなりトップダウンの組織です。

学級通信一枚発行するのに、学年主任→教務主任→教頭→校長と、4人も承認が必要なことから分かるように、とても窮屈な組織です。

ことなかれ主義の場合もあります。

地域や校長によっても、雰囲気は異なりますが、まだまだ体育会系の根性論を押し付けてくる人が強い傾向があります。

若手教員は、馴染めない価値観も多いと思いますが、教育委員会→国とさらに上がある組織を変える力はありませんよね。

そんな組織で上手く働けることが必要です。

校長先生によって学校の雰囲気が変わるので、当たりはずれもありますが、学校の組織の管理に疑問を持つ人たちが増えているので、よい方向に変化していくことを願っています。

まとめ

この記事では、最短で高校音楽教師になるための大学生活について、個人の体験をもとに考察してみました。

教師はとてもやりがいがあり、素敵な仕事なので、きっと毎日充実した日々を送ることができますよ!

教員ほど、たくさんの子ども達に関れる仕事は、他にありません

ぜひ、大学で学びを深め、様々な経験を積んで、生徒から慕われる、影響力のある先生になってくださいね!

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